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2010.05.03
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reading a book,puri,india


初日はどうなる事かと心配した日本人宿だが
2日目から自分なりのリズムを取り戻せるようになってきた。
「話せる人と話せばいい」と心の中で割り切ったら、すっと気が楽になったのだ。

朝飯がきっかけで、ひとりのおじさんととても仲良くなった。
この宿は朝と昼は部屋食(昼は有料)なのだけど、どうにも部屋が汚く
外のテーブルで食べようとしてたまたま席が隣になったのだ。
彼は50代だが過労で体調を崩し、会社を早期リタイアして
現在はひとりタイのチェンマイに10年近く住んでいるという。
「チェンマイに来たら、病気なんて治っちまったよ」と煙草をふかしながら笑っていた。

まっとうな人生の先輩と交わす会話はそれだけで楽しく有意義だ。
若い人のような自己主張も刺々しさもなく、寛大でいて博学。
旅の話はもちろん、仕事の話にそして日本の将来の話へ。
大海に身を任せたようにゆったりとしたリズムで会話が紡がれていく。
しかし29歳だと彼に言ったら、少し驚かれた。30代だと思っていたらしい。
俺はそんなにおっさん臭いんだろうか?
そこだけが気になる。

残りの時間は読書に費やした。
3日もいるのに、たいして外に出ていない。
養老孟司の『超バカの壁』にいいことが書いてあった。
「社会の穴を見つけなさい。その穴を平らにならすような仕事ならば必ず必要とされる。
ところが仕事は社会に山を創るものだと考えている人が多すぎる。
山は目立つが見晴らしが悪くなり邪魔なだけだ」といった意味合いの文章だった。
世の自称クリエイターの果たして何割が、社会の穴を埋める仕事をしているんだろうか。

『ダライ・ラマ自伝』、あとちょっとだったけど読み切らなかったなあ。
残念。

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