FC2ブログ
--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.04.20

a dog,varkala,india


日本から持ってきていた本を全て読み終えた。
不思議なもので、旅中はやけに現実的な本が読みたくなる。
きっと無意識のうちに、旅という現実逃避しがちな環境の中で
心のバランスを保とうとしているに違いない。
今回のラインナップは、そんな理由でほぼ『○○学入門』といった類の新書ばかり。
唯一の例外が、椎名 誠の『』という旅エッセイだ。
出発直前に「難しい本ばかりじゃさすがに疲れるかな」と旅中の自分を心配して
本棚から適当に引っ張りだしてきたがこの1冊である。

椎名 誠といえば、本などろくに読まなかった小学生時代の僕が初めて読んだ本が
同じく氏の『岳物語』だったはずだ。
ウチの父親が「お前と同じ名前の子供の話だぞ」といってこれを僕に勧め、
ずいぶんと時間はかかったけれども、なんとか読み終えた記憶が残っている。
そんな昔の些細な出来事が関係しているのかは自分でも分からないけれど
いまや椎名 誠の作品とその生きざまそのものが
僕の中で『永久的に好きなもの』として殿堂入りしているのだ。
(音楽でいったら奥田民生もそうだ)

その椎名 誠のエッセイの中に、こんな言葉を見つけた。
『日本と海外の違いは、犬が鎖でつながれているか、いないかだ』
確かに。
インドでは犬はみな自由で自分のやりたいように生活している。
(そりゃもちろん狂犬病はかなりの困りものであるけれど)
もしインドの犬が、服を着せられた日本の犬を見たら
「俺はインドに生まれてよかった」と心底ほっとするのだろうか。

Secret

TrackBackURL
→http://ikokuzakki.blog65.fc2.com/tb.php/49-68904a18
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。