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2010.04.06

at the busterminal,puttaparthi,india


『プッタパルティ』という町の存在を知らなくても
『サイババ』の名を知っている人は多いだろう。
かつて日本でも一斉を風靡した、アフロヘアーが個性的すぎるあのインド人である。
日本では一時期のワイドショーをにぎわすひとネタにすぎなかった彼が、
本国インドのある町ではではいまでもたいそうな信仰を集めているらしい、という噂を聞いたのが4年前。
巡り巡って今回、ようやくこの目で真相を確かめることができるのだ。

期待と不安で妙に心が落ち着かないのは、情報があまりに少ないからだろう。
インドの旅人のなかではそれなりに話題にのぼる町にも関わらず
どういうわけか、ガイドブックにはほとんど紹介されていないのだ。
編集に何か意味深なものを感じてしまうのは僕だけか?

僕らを乗せたバスは無事プッタパルティに到着。
ゴアのパナジからバンガロールまで16時間、そこからバスを乗り換えてさらに3時間の強行スケジュールだ。
内臓が揺らされ続けて体調が悪い。
バンガロールでは全くサイババの気配を感じずに拍子抜けしたのだが、どっこいプッタパルティはサイババ一色。
土産物屋はもちろん、通りの看板からオートリクシャの背面までどこを見てもサイババ様と目が合うではないか。
一歩歩いただけで特殊な町であるのが分かる。

普段であればバスを降りたらまず宿を探して、となるのだけれど
毒を食らわば皿まで、ということで
今回は町の中心にどーんと構えるサイババのアシュラム(僧院)内に泊まることに決めていた。
バスターミナルからアシュラムの入口までは目と鼻の先。客引きをかわしながらアシュラムに向かう。

入口には警備員らしき人が大勢いて、来訪者は男女別々に金属探知機をくぐり荷物検査を受ける。
小型のハサミに対し、「これどうする?」的な会話が警備員同士で交わされたが、結局問題なし。
続いては宿泊施設への登録。アシュラムの奥へと進む。
すれ違う人すれ違う人、みな白い服で身を固めている。彼らが一般信仰者。
その白い衣服の上に青やオレンジのスカーフを巻いて、係員みたいな動きをしているのがどうやらスタッフのようだ。
『Silent please』といった立て看板があちこちにあるおかげか
大声でまくしたてている人もおらず、外の喧騒からは程遠い、落ち着いた雰囲気が漂う。
ところどころで交わされる「サイラム」という言葉は、
プッタパルティでのみ通用する『サイババ語』みたいなもので
「こんにちは」「ありがとう」から物乞いが施しを求めるときまで使えてしまう万能語らしい。

宿泊登録所はインド人と外国人とで分かれていた。
ということはそれだけ多くの外国人が訪れるということだろうか。
パスポートと写真1枚を提出し、必要事項を記入して部屋の鍵を受け取る事務所へと続く。

アシュラム内では、やたらと団地のような棟を見かける。
このひとつひとつが宿泊施設(あくまでも『ホテル』ではない)になっているのだ。
僕らの部屋は『N3C8』、つまり北3号棟3階(1階はA)のNo.8。
部屋の中はというと、質素ではあるけど2人では持て余すくらいに広い。
大きな窓とシャワーとトイレも付いていて、見た目はホテルの客室となんら変わりはない。
違いは壁3面に飾られたサイババの写真か。
まあこれで1泊130ルピー(≒260円)だというのだから、多少のサイババには目をつむろう。

どうも朝から体調が回復しないと思ったら熱を出していた。
今日は薬を飲んで休養することにする。
サイババは明日に持ち越しだ。
彼は毎日朝と夕、2回のダルシャン(礼拝の儀式)のときに姿を見せるらしい。

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