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2010.05.28
IMG_9665.jpg
at the cinema,haridwar,india


映画館が常にエアコンでキンキンに冷え冷えだとは限らない。
ハリドワールの映画館はバタバタとうるさい扇風機が送りこむ、生温かい風に包まれていた。
おまけに東京ディズニーランドでクマが陽気に歌うシアターよりも
はるかにウッディで前時代的な雰囲気なのだ。
(とは言っても子供が喜ぶとは思えないが。)
まあ上段のバルコニー席でたった70ルピー(≒140円)だから、文句は言えない。

でも古ぼけた映画館に対して、映画はとてもよかった。
インドに来て4度目の映画だったけど、今日の『KITES』は一番の完成度だ。
「アメリカで成功を収めていた若いインド人が、あるときマフィアの彼女と恋に落ちた。
2人で逃亡を企てるが、マフィアの追手は確実に彼らを追い詰める――」
という、ストーリーはまあありがちなもの。
ラブロマンスと派手なカーアクションと銃撃戦が、インド人のお好みらしい。

勝因は、ハリウッドの協力を得たのか、ラスベガスロケを敢行していたことと
これまたハリウッド効果か、途中で意味不明に歌い踊りださなかったことだろう。
ほとんどのインド映画は、ここぞというところで
突然ダンスタイムが始まってしまいストーリーもくそもない。
その点この映画は、主役をダンサーに設定したため踊るシーンに無理がなかった。

とは言え……。
もっと日常の些細な感情を丁寧に描いたような作品はないものだろうか、と思ってしまう。
どうにもハリウッド的大味映画は僕の好みじゃない。

デリーの映画館に期待をしよう。
もちろん、エアコン希望で。

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