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2010.06.01

my backpack,new delhi,india


出発まであと1時間。いまは空港のベンチで最後のブログアップです。
Wifi使えるなんて、いまどきの空港はすごい。

6月1日、20時50分発の便で日本へ帰ります。
さて到着は翌2日、朝8時の予定。
みなさんが通勤ラッシュと格闘している頃、
でっかいバックパックを背負って肩身が狭そうに電車に乗っている人がいたら
たぶん、僕です。

インド一周の感想を聞かれたら、なんと答えよう。
毎日くそ暑かったとか、客引きと物乞いと詐欺師がうざかったとか
カレーはいい加減飽きたけど、かといってパスタを頼むともっと後悔するぞとか
「写真を撮ってくれ」ってみんな気軽に言いすぎとか
傷口に蝿や蟻がやたらとたかって「俺は死体じゃねえ」って思ったとか
インドのオカマはやっぱりオネエ言葉でやっぱりすぐ触ってくるとか
キレイな女の子はたくさんいるけどカッコイイ男は皆無とか
インド製品はことごとく質が悪いとか
6月4日公開の映画がおもしろそうなのに観れなくて残念とか
色々あることはあるが、悲しいくらいしょーもないことしか思い浮かばない。
僕はいつも飲み込みが遅いので、きっと後になって思いつくことがあると期待したい。

でもまあ気分としては、長い短期旅行みたいなもんだった。
特別な期待をしていたわけでもないけれど、「こんなモンかあ」って感じ。
デリーから始まってデリーに帰ってきたわけで
結局は似たような場所をぐるぐる回ってただけってことだ。
もしかしたら、国境を越えて新しい町に辿り着いたときの
「思えば遠くまで来たもんだなあ」って感覚を僕は求めているのかも知れない。

とにかく今後のことは帰ってから考えることにしよう。
ひとまず無事に旅が終われそうです。
日本から旅の安全を祈ってくれていたみなさん、大変ありがとうございました。

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2010.05.28
IMG_9665.jpg
at the cinema,haridwar,india


映画館が常にエアコンでキンキンに冷え冷えだとは限らない。
ハリドワールの映画館はバタバタとうるさい扇風機が送りこむ、生温かい風に包まれていた。
おまけに東京ディズニーランドでクマが陽気に歌うシアターよりも
はるかにウッディで前時代的な雰囲気なのだ。
(とは言っても子供が喜ぶとは思えないが。)
まあ上段のバルコニー席でたった70ルピー(≒140円)だから、文句は言えない。

でも古ぼけた映画館に対して、映画はとてもよかった。
インドに来て4度目の映画だったけど、今日の『KITES』は一番の完成度だ。
「アメリカで成功を収めていた若いインド人が、あるときマフィアの彼女と恋に落ちた。
2人で逃亡を企てるが、マフィアの追手は確実に彼らを追い詰める――」
という、ストーリーはまあありがちなもの。
ラブロマンスと派手なカーアクションと銃撃戦が、インド人のお好みらしい。

勝因は、ハリウッドの協力を得たのか、ラスベガスロケを敢行していたことと
これまたハリウッド効果か、途中で意味不明に歌い踊りださなかったことだろう。
ほとんどのインド映画は、ここぞというところで
突然ダンスタイムが始まってしまいストーリーもくそもない。
その点この映画は、主役をダンサーに設定したため踊るシーンに無理がなかった。

とは言え……。
もっと日常の些細な感情を丁寧に描いたような作品はないものだろうか、と思ってしまう。
どうにもハリウッド的大味映画は僕の好みじゃない。

デリーの映画館に期待をしよう。
もちろん、エアコン希望で。

2010.05.26

ganges river,rishikesh,india


チベタンの町、ダラムサラから夜行バスで12時間。
次なる目的地はリシュケシュである。
かのビートルズが訪れて以来、リシュケシュはヨーガの本場として
世界中のスピリチュアル信奉者を引きつけてやまない、のだそうだ。
ガンジス川沿いには多数のアシュラム(修行施設)があり、
それぞれ1日体験コースから長期に及ぶ本格的なものまで豊富に取り揃えている、のだそうだ。

なんで「だそうだ」なのかと言うと、僕自身はヨーガをやらなかったからだ。
元シェイプアップガールズの中島史恵が出演していたヨーガDVDを観て以来
「こんなもんやる奴の気が知れん」とずっと思っていた僕は、
ヨーガに対してずっと懐疑的だった。
一方で、ヨーガの本場と言われるリシュケシュに来れば、そんな固い頭も
少しは柔らかくなるかな~という淡い期待もないことはなかった。

おそらくヨーガが健康や精神に良いことは間違いないのだろう。
いかにも毒素ゼロな女性が、真剣にヨーガに取り組んでいる姿を見ていればそれくらい分かる。
でも……僕には出来なかった。
だって、なんで健康のためとはいえ、あんなヘンテコなポーズを決めなきゃならんの?
(そういやヴァルカラビーチで、ずっと三角パイロンだと思っていたものが
三点倒立ヨーガをしていた欧米人だった、ってこともあった)
だいたいインド人でヨーガをやってる人をほとんど見たことないし。

結局のところ、ヨーガはヘルシー志向の外国人を相手にしたひとつのビジネスであり
またヨーガを学ぶ外国人旅行者にとってはヘルシー志向を満たすとともに
ひとつのファッションとなっているのだろう、と僕は考えるに至った。
(ヨーガマットを担いでいる姿が少し自慢げに見えるのだ)

奥田民生も歌ってるじゃない、
「少しくらい脱ヘルシー、人間だもの」って。
そういう訳で、リシュケシュでは僕はヨーガをやらなかったし、
ヨーガの本場だろうと相変わらず、インド人観光客はガンジス川での沐浴を楽しんでいた。

2010.05.23
IMG_9488.jpg
korean cafe,mcleod ganj(dharamsala),india


ダラムサラには『ルン・タ』という日本食を出す店がある。
マンガとか小説とか置いてあっていいのだけど、
あんまりおいしくない。
期待して来てしまった諸外国のみなさんが料理を残しているのを見ると
日本人代表として、店に代わって謝りたい気持ちになってしまう。
プリーの『サンタナ』で出す日本食の方がよっぽどうまかった。
ベジタリアンの店だからダメなんだろうか。
日本食といったらやっぱ鶏の唐揚げ定食だろ!と僕は声を大にして言いたい。

その代わり、と言う訳ではないが、『コリアン・カフェ』という韓国料理屋はうまい。
キムチチャーハンセットは当たりだった。
これで豚バラ肉が入って韓国のりがまぶしてあったら完璧。
内装もおしゃれで、いつも韓国人バックパッカーで賑わっているようだ。

また行こう。

2010.05.21

tsuglagkhang temple,mcleod ganj(dharamsala),india


ダラムサラに着いたその晩、嘔吐と下痢に苦しめられた。
おそらく夕飯があたったのだろう。
夜中に何度も部屋と外のトイレを往復する。
幸いなことに、翌日からはシャワー・トイレ付きの快適な部屋に移ることができたので
無理はせず、しばらく静養に費やすことにした。

ダラムサラはのんびりとするにはいいところだ。
眺めはいいし、チベタンばかりでいつものしつこい客引きもいない。
ダージリンとも少し似ているが、ダラムサラのほうがややツーリスティックか。
wifiカフェが至るところにあるし、イタリアンレストランなんてのもある。
ヨガや料理教室も充実していて、長期滞在の旅行者が多そうだ。
南インドは、(ビーチを除いて)あれほど旅行者がいなかったのに、
こんなところにみんな集まっていたのか!という感じである。

中国政府に追われたダライ・ラマ14世が1960年に亡命して以来、
ダラムサラはチベット亡命政府として重要な機能を果たしている。
旅行者がダライ・ラマに会うことはなかなか難しいのだけど
彼と同じ空気を吸っている、というだけでもなんだか気分がいい。

体調を崩したからか、それとも旅の終わりが近づいたからか、
あくせく動くのが億劫になってしまった。
写真もろくに撮ってないし、脳みそが空っぽになったみたいにボーっとしている。
夏休みも残すところあと1週間ってとき、こんな感覚だったかも。

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